課題名 | 生育初期の湿害軽減に関与する冠水抵抗性関連DNAマーカー利用による育種素材の開発 |
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研究機関名 |
長野県野菜花き試験場 |
研究分担 |
畑作育種部 |
研究期間 | 継H19~23 |
年度 | 2009 |
摘要 | 目的:発芽時の冠水抵抗性QTL領域の近傍マーカーを利用して、抵抗性系統を育成する。また、選抜に用いた各マーカーの有効性を検証する。「タマホマレ」×「PT19」の交雑後代を進め、DNAマーカー選抜を実施する。水田転換畑で播種直後に冠水処理を施し、「Peking」、「PT19」、「エンレイ」等の冠水抵抗性を評価する。、、結果:冠水抵抗性マーカーqStf1、qNod2、qGerの3つが揃った個体を得て、戻し交配に利用した。ペーパータオル法による冠水検定の結果、これらの3マーカーが揃ったF3個体の中に「エンレイ」より高い発芽率を示すものを見出した。「タマホマレ」×「PT19」の組合せについて、MASによる選抜を行いつつ、F5種子を得た。、冠水条件の制御が難しく、信頼性の高いデータは得られなかった。、 |
カテゴリ | 育種 湿害 水田 DNAマーカー 抵抗性 播種 |