課題名 |
ブランド化を目指した特産花きの品種選抜と栽培法の改善 |
研究機関名 |
岡山県農業総合センター農業試験場
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研究分担 |
野菜花研
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研究期間 |
継(H20~22年度) |
年度 |
2009 |
摘要 |
「目的」クレマチス、花トウガラシ、ブルーレースフラワーの安定生産と切り花品質向上を目的とし、品種選抜と栽培法の改善を図る。、「成果」クレマチスの加温電照栽培において2月上旬以降に加温電照し、前年側芽を利用すると開花が早まり蔓長が短くなる傾向が見られた。、花トウガラシの市販品種を選抜したところ、果実の色や形状の揃いが良い3系統が選抜でき、市場での評価が高かった。「ミリカルオレンジ」等は5月上旬までの播種が適した。花トウガラシでは、仕立て本数を多くするほど切り花重や果実数、節数が減少し、茎径も細くなったが、不着果枝や着果数の少ない枝の発生割合が増加した。そのため、仕立て本数は「ミリカルオレンジ」では3本、「フリースドルフレッド」では4本程度が適当であると考えられた。、ブルーレースフラワーの選抜した6系統について、平成20年9月に播種し、4月出荷電照加温促成栽培における系統比較試験を行った結果、側枝の立ち性や切り花形質から判断して2系統を有望、4系統をやや有望とした。平成19年度までに選抜したブルー2系統について、岡山市、小田郡矢掛町、真庭市(旧湯原町)の3か所で6月出荷春播き栽培の現地試験を行った結果、2系統とも草姿と作業性について生産者から高い評価を得た。ブルーレースフラワーの発芽適温は20~25℃であった。播種前種子処理として、8℃での低温湿潤処理が出芽率向上に有効であることが分かった。
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カテゴリ |
クレマチス
出荷調整
とうがらし
播種
品種
ブルーレースフラワー
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