ブドウのクビアカスカシバの発生生態の解明と防除対策の確立

課題名 ブドウのクビアカスカシバの発生生態の解明と防除対策の確立
研究機関名 岡山県農業総合センター農業試験場
研究分担 病虫研
研究期間 新(H21~23年度)
年度 2009
摘要 「目的」県内の露地ブドウでは、クビアカスカシバ幼虫による太枝の食害が問題となっている。そこで、発生生態を解明するとともに、有効薬剤や防除適期や物理的防除法を明らかにし、効率的防除対策を確立する。、「成果」ブドウ園に設置したフェロモントラップの調査から、発生時期は6~8月が中心であり、年平均気温が高いほど発生が早く終息は遅かった。発生量は年平均気温13℃以上14℃未満の気温帯で比較的多く、その前後の気温帯では少なかった。初誘殺から被害初発までの期間は4~7週間であり、圃場によって差が認められた。越冬マユを4月中下旬に現地圃場の被害部直下の浅い土中から採集し、室内で温度25℃湿度60%条件下においた。その結果、羽化し、成虫の生存期間は約1週間、ペアリングから産卵までの期間は約2日、産卵数は200個以上であった。若齢幼虫(体長約2cm)及びピオーネの結果枝を用い、食餌浸漬法により殺虫効果を判定した結果、フェニックス顆粒水和剤、スミチオン水和剤40の効果が高かった。幼虫の食入初期と考えられる7月上旬及び中旬に薬剤散布した結果、パダンSG水溶剤では7園中4園で防除効果が認められた。ブドウ棚の簡易被覆上部に目合い3cmの防鳥ネットを、園周囲には目合い5mmの防風ネット(210cm高)を常時展張した園内でブドウクビアカスカシバ成虫のフェロモントラップへの誘殺数を調査した結果、園内のトラップには誘殺が認められず、被害発生時期が遅くなったことから、防風・防鳥ネットの展張は成虫の園内への侵入を抑制して傾向があった。、
カテゴリ クビアカスカシバ フェロモン ぶどう 防除 薬剤

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