突発性病害虫の発生生態と防除、4)イチジク黒葉枯病の発生生態と防除対策

課題名 突発性病害虫の発生生態と防除、4)イチジク黒葉枯病の発生生態と防除対策
研究機関名 福岡県農業総合試験場
研究分担 病害虫部
研究期間 新H21~23
年度 2009
摘要 目的:イチジクの新病害黒葉枯病の発生生態を解明し防除対策を確立する。 成果:伝染源の前年発病枝からの胞子飛散は6月24日から始まり7月22日に終息したが、発病の増加はその後も続き、二次感染による蔓延が示唆された。葉では最初に茶褐色の小斑点を生じ、その後黒褐色の病斑に拡大して枯死、落葉に至る。果実では茶褐色の小斑点から黒赤褐色の斑点や黄土色で水浸状の腐敗がみられる。枝では新梢の芽基部が黒褐色に変色し、その部分の幼果はミイラ状に乾腐する。また、芽基部を中心とした枝幹部の陥没や凍害等による付傷部からの感染による陥没もみられた。菌接種を行った小苗を用いて有効薬剤の探索を実施した。その結果、アミスター10フロアブル、トップジンM水和剤の効果が高く、ダコニール1000フロアブルも効果があることが判明した。
カテゴリ いちじく 害虫 凍害 防除 薬剤

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