課題名 |
飼料米品種の選定と省力多収生産技術の開発、2)西南暖地向け飼料米品種を用いた乳牛への給与技術の確立、(1)飼料米の飼料特性の解明 |
研究機関名 |
福岡県農業総合試験場
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研究分担 |
畜産環境部
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研究期間 |
継H20~21 |
年度 |
2009 |
摘要 |
目的:飼料米の飼料特性を飼料成分の化学分析等を行うことにより明らかにする。、計画:(1)飼料米4品種の飼料成分調査、(2)現地2箇所の飼料成分調査及び(3)めん羊を用いた消化試験による消化性の解明を行う。、成果:(1)加工法別飼料成分は、圧ぺん米では結合性蛋白質(CPb)が他の加工法に比べて0.3~0.5%高い。NDF等の繊維成分は籾殻割合の多い籾米、圧ぺん米、玄米の順に低く、糠も除去された精白米が最も低い。有機物(OM)、人工消化率(IVDMD)は繊維成分と逆の傾向を示し、無機成分では精白米のリン(P)等が他に比べて低い。(2)動物栄養試験による可消化養分総量(TDN)は、玄米95.3%、圧ぺん米88.1%である。また、給与飼料の風乾消化率は玄米混合割合が20%から40%まで増加すると高くなり、トウモロコシと同等以上の消化率も得られる。
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カテゴリ |
加工
とうもろこし
乳牛
羊
品種
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