課題名 |
八重山地域における冬春期出荷が可能な熱帯果樹類の選定 、1.新規品目の探索、1)ピタンガの果実特性、2)インドナツメの果実特性 、2.既存品目の新作型の開発、 1)アテモヤの春実栽培体系の検討 、(1)アテモヤの受粉時期及び剪定枝の適正角度、3)冬実レンブの生産技術の確立、 (1)生育抑制処理、花芽誘導処理の検討 |
研究機関名 |
沖縄県農業研究センター
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研究分担 |
石垣支所作物園芸班
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研究期間 |
完・H19~21 |
年度 |
2009 |
摘要 |
目的:1年を通して多くの観光客の訪れる八重山地域では熱帯果樹の人気が高く、年間を通してそのニ-ズは高い。現在栽培されている熱帯果樹類は収穫時期が夏場に集中し、冬春期に収穫出来る品目が少なく、この時期に収穫できる新しい熱帯果樹の開発が望まれている。、成果:1)ピタンガ2品種を供試。収量が極めて低収のため経済栽培には不向きである。緑葉に赤い果実で見栄えが良いことから、庭木や鉢植えとしての観賞用の可能性ある。2)インドナツメの品種では、「五十」が糖度及び収量で「世紀」より優れている。「五十」の収穫期間は11~4月であり冬春期品目として有望である。3)10月に受粉することで高品質な果実が3~5月に収穫できる。結果母枝の育成では、角度が46度以上の枝を剪定することで新梢、着果を多く確保出来る。4)植物生長調整剤や環状剥皮、断根を行うことで生育抑制が確認できた。また、チオ尿素処理は、落葉を促進する効果が高い。
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カテゴリ |
アテモヤ
栽培体系
出荷調整
受粉
植物生長調整剤
ピタンガ
品種
レンブ
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