課題名 | 太陽エネルギーを利用したスイカ果実加温装置の開発 |
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課題番号 | 2010015542 |
研究機関名 |
石川県(石川県立大学) 西川善(株) |
研究期間 | 2009-2011 |
年度 | 2010 |
摘要 | (1)従来の水封マルチにウレタンのトンネルを夕方被覆し朝除去する装置(ベタガケ方式)、硫酸ナトリウム系蓄熱剤(以下硫酸ナトリウムとする)8kgを詰めたプラスチックコンテナに発泡スチロールの筒を置き半透明のポリプロピレン製の蓋をした装置(パネル方式)、硫酸ナトリウム3kgをいれた発泡スチロールの箱に透明アクリルあるいは半透明ポリプロピレン製の蓋を被せた装置(内蔵方式)を作製した。(2)パネル方式および内蔵方式では最低温度も最高温度も高く、装置除去後8日目の開花30日目の糖含量は無処理区より大きくなったが、収穫適期の41日目では無処理区と差異が見られなくなった。ベタガケする方式では日中の最高気温が高くならず果実発育が正常であったが、他の処理区に比べ最低気温が低かったので糖集積は促進されなかった。 |
カテゴリ | くこ すいか |