課題名 | 漁業を省エネ構造にするための海況予測技術の開発 |
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課題番号 | 2010015561 |
研究機関名 |
石川県 大学共同利用機関法人人間文化研究機構(総合地球環境学研究所) (国)九州大学(応用力学研究所) |
研究期間 | 2009-2011 |
年度 | 2010 |
摘要 | (1)漁船操業を利用して収集された大量の海況観測データがデータベース化された。また、高分解能の石川県沿岸モデル(DREAMS_I)を開発するとともに、データ同化手法の改良によりその境界条件となる広域モデル(DREAMS_B),中域モデル(DREAMS_M)の再現性を向上した。広域から沿岸域へ3段階のモデルを構成することによって、現実的な計算量で石川県周辺の海況を限定的に高い解像度(1/60×1/75度)で予測することが可能となった。(2)石川県沿岸モデル(DREAMS_I)の自動計算を開始し、予測結果の表示が可能となった。また、漁業者への情報提供に向けた、計算スケジュールや予測結果表示システムの基本プランを決定した。小課題(1)「海況予測計算システムの構築」では、高性能の計算サーバーにシステムをセットアップし、すでに各種入力データのダウンロードと沿岸モデルの計算の自動処理に成功した。さらに、小課題(2)「海況予測閲覧・配信システムの構築」へのデータ転送作業も開始した。 |
カテゴリ | 省エネ・低コスト化 データベース |