課題名 |
多収で寒地で必要とされる低温耐性を備えた飼料用米・稲発酵粗飼料用品種の育成 |
課題番号 |
2010015673 |
研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構北海道農業研究センター
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研究期間 |
2010-2014 |
年度 |
2010 |
摘要 |
出穂期が早生で、直播栽培で「きらら397」より30%程度多収の系統「札系09053」「札系10016」を選抜した。この2系統の直播多肥栽培での粗玄米収量は800kg/10aを超えた。また、初期生育性が「きたあおば」より優れ、少肥条件(施肥量 窒素成分4kg/10a)での粗玄米収量が788kg/10aで、「きらら397」より40%以上多収(「きたあおば」より5%以上多収)の系統「札系07236」を選抜した。「札系07236」は北海道で発病しないいもち病真性抵抗性遺伝子をもつこと、耐冷性が「極強」であることから低投入・省力栽培向き系統として期待できる。さらに、「北海312号」は少・標肥で多収であること、「北海糯316号」「北海317号」は耐倒伏性に優れ多収であることを確認した。
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カテゴリ |
いもち病
寒地
直播栽培
飼料用米
飼料用作物
施肥
耐寒性
抵抗性遺伝子
品種
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