酪農地帯の環境・観光と共存可能な低コスト液状ふん尿施用技術

課題名 酪農地帯の環境・観光と共存可能な低コスト液状ふん尿施用技術
課題番号 2009014104
研究機関名 北海道
酪農学園大学
エム・エス・ケー農業機械(株)
(株)タカキタ
研究期間 2007-2009
年度 2009
摘要 (1)欧州から導入したホース牽引式帯状施用機を小型化して機動性を高め、北海道の圃場条件に対応させた北海道型ホース牽引式帯状施用体系を開発し、その性能を評価した。(2)リールマシンで牽引して作業を行う、折りたたみ式ブームの帯状施用機を製作し、実用化に向けた改良点を抽出した。(3)圃場ごとの精密な施肥設計に対応するため、単肥を用いて混合肥料を効率的に調製できる混合機と自動供給装置からなる自動単肥配合機を開発し、その性能を明らかにした。(4)草地における液状ふん尿の帯状施用効果は、慣行の全面施用法と同等で、本体系による早春施用開始時期の前進効果が増収に貢献した。帯状施用は、液状ふん尿施用後の臭気とアンモニアの発生を抑制した。本体系は導入費用1,685万円、年間固定費418万円、面積当たり変動費4,627円/haと試算され、さらなるコスト低減が望まれた。
カテゴリ 肥料 施肥 施用技術 低コスト 乳牛

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