| 課題名 | 鶏に絶食ストレスを与えない産卵調整技術の開発 |
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| 課題番号 | 2009014189 |
| 研究機関名 |
愛知県 (独)農業・食品産業技術総合研究機構(畜産草地研究所) (独)家畜改良センター 名糖産業株式会社 吉浜養鶏農業協同組合 |
| 研究期間 | 2008-2010 |
| 年度 | 2009 |
| 摘要 | (1)初年度に実施したふすま主体換羽飼料の制限給餌により、白色レグホーン種、卵用名古屋種ともに、産卵成績、卵質成績が改善されることが明らかになったが、制限給餌がアニマルウェルフェアに適するか課題は残された。そこで、初年度に開発したふすま主体飼料に穀類殻(あわ殻、もみ殻)を配合することによりさらに低エネルギーの換羽飼料による不断給餌(飽食)による産卵調整方法を実施した。その結果、白色レグホーン種では休産し、生殖器の萎縮も確認され、換羽処理後の卵質改善に有効であることがわかった。卵用名古屋種では、完全休産には至らず、産卵成績は現在調査中であるが、白色レグホーン種とは反応が異なることが判明した。また、同じ白色レグホーン種でも、銘柄によって休産開始日や体重減少量等、休産反応が異なることがわかった。(2)平飼い飼育の種鶏では、初年度の試験によりふすま主体換羽飼料制限給餌法による誘導換羽処理は生産現場における作業面の負担や個体間のバラツキが大きい等の問題点が明らかとなった。これらを解決するため、ケージ飼育の採卵鶏を用いて不断給餌での誘導換羽に適した低エネルギ-飼料の基礎的検討を実施した結果、ふすま主体換羽飼料のふすま40%を粉砕もみ殻で代替したものがふすま主体換羽飼料制限給餌法同等の休産効果を示す可能性が高いと示唆された。(3)初年度に愛知農総試での研究で得られたシンバイオティクスの給与効果を生産現場で普及するため、シンバイオティクスの給与方法について2通りの方法((1)換羽飼料にシンバイオティクスを添加する方法、(2)乳酸菌は飲水で、オリゴ糖は換羽飼料に添加する方法)を検討したところ、両方法とも有効である事が示された。なお、前者の方法では、採卵鶏が摂取する段階の飼料にシンバイオティクスの乳酸菌が確認された。また、現地における問題点(暑熱期の産卵調整が難しいこと、大型鶏のへい死が多いこと)についても、改善策として愛知農総試での暑熱期に大型鶏を用いてシンバイオティクスの給与による試験を実施し、換羽処理中の腸内細菌叢の改善効果を得られることが確認された。さらに、休産後の卵質は概ね改善され、初年度を含め2年目までで飼育を完了した現地実証試験で、22か月~28か月の長期飼育を確認した。 |
| カテゴリ | あわ 鶏 |