課題名 | いもち病菌感染初期の菌糸伸長を抑制するイネ圃場抵抗性遺伝子の単離と機能解明 |
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課題番号 | 2009014686 |
研究機関名 |
独立行政法人農業生物資源研究所 三重大学 |
研究期間 | 2008-2012 |
年度 | 2009 |
摘要 | ハバタキに見出された、いもち病菌感染菌糸伸長抑制に関与する遺伝子は、xylulose kinaseをコードするOsXK2bであることを明らかにした。栽培稲のOsXK2bには3つの型が存在し、ササニシキを含む多くの日本稲は380Argに変異した型を有しており、この変異が抵抗性の低下に関与すると推定された。OsXK2b産物のxylulose kinase活性を調べた結果、OsXK2bはいもち病抵抗性を負に制御する因子である可能性が示唆された。さらに、ノナボクラの第1染色体に新規の圃場抵抗性遺伝子が確認され、この遺伝子の単離に向けてF3集団を作成した。 |
カテゴリ | いもち病 抵抗性 抵抗性遺伝子 |