課題名 | 耐病性シグナル伝達に関わるタンパク質複合体の機能解明 |
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課題番号 | 2009014687 |
研究機関名 |
独立行政法人農業生物資源研究所 奈良先端科学技術大学院大学 |
研究期間 | 2008-2012 |
年度 | 2009 |
摘要 | 病原体の感染を認識するセンサーである抵抗性タンパク質が、イネの防御反応の誘導の分子スイッチとして機能するGタンパク質OsRac1を活性化することを明らかにした。病原体の感染を認識するセンサーであるPAMPレセプターの輸送や成熟に関与する推測される分子として、OsRac1を含む免疫複合体の構成タンパク質Hopを同定した。また、新規の耐病性誘導物質としてセロトニンを同定した。以上の結果から、OsRac1を中心とするタンパク質複合体が植物自然免疫応答の中枢を担っていることを発見した。 |
カテゴリ | 抵抗性 輸送 |