えん麦野生種を核とした長期輪作体系の構築とその粗飼料利用による耕畜循環システムの確立

課題名 えん麦野生種を核とした長期輪作体系の構築とその粗飼料利用による耕畜循環システムの確立
研究機関名 地方独立行政法人北海道立総合研究機構農業研究本部道南農業試験場
研究分担 地域技術グループ
研究期間 完新H22
年度 2010
摘要 目的:馬鈴しょや豆類が過作状態にある檜山北部地域を対象とし、えん麦野生種を輪作作物として利用することで過作の回避や長期輪作の推進を図る。 成果:(1)ダイズシスト被害による大豆の減収程度を分光スペクトルにより推定した。(2)えん麦野生種の栽培実態では,生草重が大部分の圃場で1tに満たず,施肥量の不足や播種期の遅れなど栽培技術の低さが原因であった。(3)えん麦野生種およびクリムソンクロ-バ圃場における有害線虫密度低減効果を評価した。(4)簡易に扱えるフリーの地理情報システム(Quantum GIS)を活用して、圃場及び背景図に係る基盤情報を整備し、ダイズ連作圃場の効果的な抽出と、ダイズシスト密度別圃場マップを作成した。(5)播種後約2か月で刈り取ったえん麦野生種WCSの嗜好性は,チモシーサイレージより低く,同じ条件で調製した普通種よりも劣っていた.発酵品質を良好にして嗜好性を高めるには予乾が重要であり、予乾できない場合は蟻酸添加が有効であった。
カテゴリ えん麦 くり 栽培技術 施肥 大豆 播種 輪作 輪作体系

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