課題名 |
自給飼料の広域流通における地域連携と経営的評価 |
研究機関名 |
宮城県農業・園芸総合研究所
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研究分担 |
情報経営部
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研究期間 |
新H22~H26 |
年度 |
2010 |
摘要 |
目的: 広域流通の経営的な利点と導入条件について解明し,さらにコントラクター等の相互連携によるコスト削減効果を確認して,コスト低減の可能な広域流通モデルの提示を行う。 成果: 実際に広域流通を行っている事例は,広域的コントラクター(宮城県農業公社)であり,機械装備や取り扱い数量などからみても地域的なコントラクターが単独で広域流通に取り組むことは困難であると考えられる。また,価格的には供給先により多少の差はあるものの,給与側の意見では現状の価格(4.5千円/個~6.5千円/個)が上限に近いと考えられた。 事例調査では,保管場所の問題はなかったが,地域的なコントラクタが広域流通を行う場合には,保管場所の確保は重要な課題であると考えられる。 流通にともなう実際の運搬費用等の事例調査は行っていないため,今後,広域流通を推進するためには調査が必要である。また,稲WCSのロールは約300kg/個と大きく,不良品等との交換等の対応が課題であり,品質管理は特に重要となるものと考えられた。
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カテゴリ |
経営管理
コスト
コントラクター
低コスト
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