課題名 | 寒冷地の気象を生かしたパプリカの長期どり栽培技術の確立 |
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研究機関名 |
宮城県農業・園芸総合研究所 |
研究分担 |
園芸栽培部 |
研究期間 | 完H20~H22 |
年度 | 2010 |
摘要 | 目的: 寒冷地の気象に対応したパプリカの半促成長期作型を確立するため,養液栽培における低温期から高温期までの安定生産の実現と,出荷の平準化を目的する収穫後の着色調節技術について検討する。 成果: (1)栽培終了時に多量発生する着色途中のパプリカ果実は,20℃で100umol/m2/s以上の光量で蛍光灯照射することで,おおよそ5日で着色することができ,これにより1割程度の増収が期待できる。 (2)草勢維持による増収をはかるため,生長点を子葉と本葉の間で摘心し2本仕立てとする方法を検討した。育苗期間中に培養液濃度を高めに管理すると,わき芽の生育が旺盛になることから,強いわき芽を栽培枝に伸ばすことができ,初期の収量が多くなる。また,摘心2本仕立てでは,後半も草勢が維持できるため増収となる傾向がみられた。 |
カテゴリ | 育苗 栽培技術 出荷調整 ピーマン 養液栽培 |