今こそチャレンジ!国産花きの周年効率安定生産システムの構築

課題名 今こそチャレンジ!国産花きの周年効率安定生産システムの構築
研究機関名 宮城県農業・園芸総合研究所
研究分担 園芸栽培部
研究期間 完H20~22
年度 2010
摘要 目的:  苗生産と切り花生産を分離した高回転周年生産システムの構築と,新システムに適したPTF(Ready to Flower)苗の効率的生産技術の開発を行う。 成果: (1)高温期において,育苗開始5週間後の輪ギクの苗は,15cmの長さの挿し穂を用い,セルトレイを使用することにより,草丈と葉数ともにより大きくなった。しかし,セルトレイの規格(72穴,98穴),肥料種類(70日タイプと40日タイプ),施肥量(1.6gN/L,4.8gN/L),早期発根処理の有無による差はほとんど見られなかった。 (2)高温期において,5週間育苗した輪ギクの苗を直接短日法で栽培した場合,15cmの長さの挿し穂を用い,72穴セルトレイとを70日タイプの肥料を使用することにより,切花長と切花重ともにより大きくなった。しかし,施肥量(1.6gN/L,4.8gN/L)による差はほとんど見られなかった。また,早期発根処理区では切花長と切花重ともに小さくなった。 (3)ヒートポンプを設置し,夜間の気温を20℃に管理することにより,切花長が長くなり,消灯後到花日数が短くなる傾向が認められた。また,ヒートポンプの稼働期間(6月19日~9月20日)の総電力消費量は,50坪のハウスで約2,300kWhであった。
カテゴリ 肥料 育苗 効率的生産技術 施肥 ヒートポンプ

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