イタリアンライグラスの新品種育成試験

課題名 イタリアンライグラスの新品種育成試験
研究機関名 茨城県畜産センター
研究分担 飼料研究室
研究期間 完S39~H22
年度 2010
摘要 (1)早生系統の育成 〔目的〕乾物収量が高くニオウダチと同程度の耐倒伏性を付与した優良系統を育成する。 〔成果〕  2倍体選抜系統の倒伏程度は供試系統のうちで最も少なかった。倒伏がなく草勢がよい個体を選抜し,圃場で多交配,系統毎に採種し54系統を得た。友育159号は倒伏が少なく多収であった。 (2)中生系統の育成 〔目的〕  早生系統より約1週間熟期が遅い中生系統は,タチムシャ,ドライアン等が市販されているが,より多収で,耐倒伏性の強い系統を育成する。 〔成果〕  友系30号はタチムシャおよびドライアンより耐倒伏性が強く,乾物収量はタチムシャと同程度でドライアンより高かった。 (3)極長期利用系統の育成 〔目的〕  温暖地で多年利用できるイタリアンライグラスの優良品種を育成する。 〔成果〕  LL2およびLL3については16系統が耐倒伏性が強く,30系統が多収であった。LL1系統は2年目生存率が79%と供試品種より高く,草勢が良好な173個体選抜して多交配採種し,系統とした。
カテゴリ イタリアンライグラス 新品種育成 品種

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