課題名 |
水稲新品種育成試験 |
研究機関名 |
富山県農林水産総合技術センター
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研究分担 |
農業研究所 育種課
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研究期間 |
継T11~ |
年度 |
2010 |
摘要 |
人工交配を変異源とする系統育種法により実施した。系統選抜は、熟期、収量、玄米外観品質、食味官能値を主な選抜形質として選抜を行い、昨年までの結果から有望と考えられた系統は、生産力検定および特性検定に供試した。生産力検定は、普通移植区(5月中旬)、早期移植区(4月下旬植え)、直播区(4月下旬播き)を設けた。葉いもち圃場抵抗性、穂いもち抵抗性、障害型耐冷性、穂発芽耐性、高温登熟性、低温土中出芽性については、人工的にストレス条件を作り出し、特性を調査した。 選抜の結果、新たな有望系統として、「コシヒカリ富農SCM1号」(コシヒカリの遺伝背景をもち、太稈で着粒数が多い)、「富山赤78号」(コシヒカリの遺伝背景をもち、玄米色が赤色でふせん色をもつ)、および「富山SBA201号」、「富山SBA301号」、「富山SBA401号」(コシヒカリの遺伝背景と短稈性、高温登熟性を有し、それぞれ異なるいもち病真性抵抗性をもつ)を育成した。
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カテゴリ |
育種
いもち病
新品種育成
水稲
抵抗性
良食味
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