土壌微生物相の解明による土壌生物性の解析技術の開発

• 研究機関名: 長野県野菜花き試験場
• 研究分担: 環境部
• 研究期間: 完H20-22
• 年度: 2010
• 摘要: 目的：セルリーにおいて、近年、土壌消毒剤を処理したほ場で萎黄病が多発し、持続的な生産が危ぶまれている。そこで、セルリー連作ほ場において、土壌消毒処理前後のeDNA情報等と土壌の発病危険度（発病しやすさ）の関係を調べ、発病危険度指標の策定とそれを用いた土壌診断法を確立する。 成果：土壌消毒前後におけるPCR-DGGE解析により算出した「多様性指数の増減」、実際のほ場での「発病状況」及び土壌への病原菌接種による「発病抑止力」との関連性を客観的に解析し、セルリー連作土壌における萎黄病の発病危険度を推定のためのフローチャートを策定した。
• カテゴリ: 萎黄病 セルリー 土壌消毒 土壌診断