| 課題名 |
希少水生生物増殖技術開発試験 |
| 研究機関名 |
愛知県水産試験場
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| 研究分担 |
令水魚養殖グループ
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| 研究期間 |
継H18~23 |
| 年度 |
2010 |
| 摘要 |
[研究の背景・目的]国の天然記念物にも指定されている淡水魚のネコギギは,近年,河川改修や水質汚濁等により生息環境が悪化して,個体数は激減している。そこで天然分布域で採捕した成魚を用い,産卵条件,卵及び稚仔魚の管理方法について検討し,種苗生産技術を開発する。 [本年度の目標] ・生息個体数の減少で天然水域からの親魚採捕が困難となっており,当所で仔魚から養成した個体(2+年魚)からの産卵を試みる。 ・LHRHaの投与,ゴナトロピンの投与により産卵率の向上を検討する。 ・昨年度まで得られなかった遺伝子B群畜養親魚からの産卵を試みる。 [結果の概要] ・LHRHaのコレステロールペレットを,雌5個体の体側筋に埋め込み投与したが,切開部の接着(瞬間接着剤)が不全となり,埋め込み後数日でペレットが脱落したと思われる個体があった。 ・LHRHa投与個体のうち2個体で腹部の腫脹が観察され,ゴナトロピンを投与して雄とのペアリングを実施したものの産卵行動は見られなかった。LHRHa無投与の個体においても同様に産卵行動は観察されなかった。 ・雄の攻撃を避けるため遺伝子B群の雌に産卵行動が見られた段階で雄を投入する方針であったが,深夜でタイミングが合わず、2個体が単独放卵した。残り1個体はペアリング中にへい死した。 ・これまでの産卵事例と今年度の放卵事例について、産卵のきっかけとなる環境要因を検証したところ、月齢(新月、満月)と日照時間の低下が関係している可能性が認められた。 [事業を進める上での課題・問題点] ・天然記念物であるため、実験遂行において制約がある。
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