ブランド化を目指した「シャインマスカット」の高品質生産技術の確立

課題名 ブランド化を目指した「シャインマスカット」の高品質生産技術の確立
研究機関名 岡山県農林水産総合センター農業研究所
研究分担 果樹
研究期間 継(H22~H26)
年度 2010
摘要 1.高品質生産のための樹相の指標化と誘導技術の確立:簡易被覆栽培における新梢数の違いが生育および果粒肥大に及ぼす影響望ましい新梢密度を明らかにするため、簡易被覆栽培において、新梢数の違いが新梢成長及び果粒肥大に及ぼす影響を検討した。その結果、10a当たりの新梢数が5,000本程度になると、新梢成長が弱勢となり、果粒肥大が劣ったことから、4,000~5,000本が適切であると考えられた。果軸は8cm程度に整形すればよいことがわかったが、「ピオーネ」に比べて、花穂の伸長量が大きく、大房となりやすい。そこで、花穂伸長の特徴を解析した結果、花穂伸長が緩やかになる満開1週後以降に、果軸長を8cm程度に再調整するのが望ましいと考えられた。 2.果実障害回避技術の確立:果粒表面に発生した褐変症状は、果面障害は物理的な損傷ではなく、細胞やその周囲がなんらかの原因で褐変する生理障害であると考えられた。果面障害の発生と日当たり等の環境条件との関係を見出すため、ガラス温室内での発生実態を果房の着生位置別に調査した結果、果面障害は収穫始期である果粒軟化7週後から急速に発生し、発生果房数やその程度も経時的に増大した。障害が発生した果房の新梢は基部が細く、葉面積が小さかった。また、障害発生果房は、無発生果房より果粒が小さく、糖度が高かった。
カテゴリ 果実障害 高品質生産技術 生理障害 ぶどう

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