課題名 |
ブランド化を目指した特産花きの品種選抜と栽培法の改善 |
研究機関名 |
岡山県農林水産総合センター農業研究所
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研究分担 |
野菜・花
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研究期間 |
完(H20~H22) |
年度 |
2010 |
摘要 |
1.クレマチスの栽培法の改善:品種「ザ・プレジデント」の加温電照栽培において整枝時の刈込み方法、電照の有無及びシュート発生節位(地際、前年側枝1節目、2節目及び3節目以降)の違いが生育や開花に及ぼす影響について調査した。その結果、シュート発生節位と開花日、草丈及び節数の相関が高く、地際より前年側枝から、前年側枝内では高い節位から発生したシュートほど開花日が早く、草丈が短く、節数が少なかった。 2.花トウガラシの品種選抜と栽培法の確立:選抜した5系統について再選抜を行った結果、両年度ともに「MR-1」の揃いがよく、産地評価も良好であったため、有望とした。 3.ブルーレースフラワーの品種選抜と栽培法の改善:選抜した青花6系統について、4月出荷作型における系統比較試験を行った結果、側枝の立ち性、切り花品質及び品質の揃いについて2系統「SAB-イ、SAB-ウ」を有望とした。4月出荷作型において、市販の白花及びピンク花系品種から優良個体の選抜を行った結果、側枝が立ち性で切り花形質のよい個体を白花5系統、ピンク花6系統選抜した。自家採取種子から発芽率の高い種子を効率よく選抜するには、エタノール浸漬処理が選抜率、実用性共に高いと考えられた。また、無覆土催芽が出芽率向上に有効であると考えられた。
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カテゴリ |
クレマチス
出荷調整
とうがらし
品種
ブルーレースフラワー
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