雨よけ栽培トマト葉かび病の多発要因の解明と総合防除技術の確立

課題名 雨よけ栽培トマト葉かび病の多発要因の解明と総合防除技術の確立
研究機関名 岡山県農林水産総合センター農業研究所
研究分担 病虫
研究期間 継(H21~H23)
年度 2010
摘要 1.トマト葉かび病の発生生態と多発要因の解明:葉かび病の発生消長と温度、湿度及び結露による葉面のぬれとの関係の年次変動及び各圃場の薬剤散布状況を調査した。その結果、本病の発生消長は圃場によって異なり、初発生が7月上旬~中旬に認められた後、8月上旬~下旬に発病株率が急増した。 2.圃場における病原菌の生態解明:新たに発生した葉かび病発病株は、接種株に形成された分生子により二次伝染したと考えられ、発病株は周辺の株に対して伝染源として機能することが示唆された。また、分生子は調査日ごとに飛散が多くなり、徐々に圃場全体に拡がった。葉位が葉かび病斑の形成に及ぼす影響を調査したところ、中位葉が最も早く病斑を形成し、期間当たりの形成病斑数が多かった。上位葉は中位葉に遅れて病斑が形成され、下位葉には病斑は形成されなかった。ハウスビニルの更新及び支柱の消毒が葉かび病発生に及ぼす影響を調査した結果、更新や消毒を行った圃場では、前年度よりも明らかに発病が少なく、これは資材の更新や消毒により初期伝染源が減少したためと考えられた。 3.株間局所送風が発病に及ぼす影響:葉面のぬれが葉かび病の発病を助長すると考えられた。そこで、株間局所送風を行い、発病に及ぼす影響を調査した。結果、葉かび病の発病は抑えられたものの防除価は34と低く、設置労力を考慮すると効果は不十分であると考えられた。
カテゴリ 総合防除技術 トマト 防除 薬剤

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