農薬残留対策総合調査

• 研究機関名: 香川県農業試験場
• 研究分担: 生産環境
• 研究期間: 継H16～
• 年度: 2010
• 摘要: 【目的】 作物や土壌における農薬動態を明らかにすることにより、農薬のより安全な使用法の基礎資料とする。 【成果】 １）後作物残留実態調査 ○対象作物：チンゲンサイ、こまつな ○分析対象成分名 カンタスドライフロアブル・ボスカリド アクタラ顆粒水和剤・チアメトキサム、クロチアニジン ○分析：土壌調査及び後作物の残留量調査 ○結果 （１）残留量は認められたものの基準値は下回っていた。 （２）耕起区及び不耕起区を設けたところ、残留量の大きな違いは見られなかった。 ２）ドリフト調査 ○分析対象成分名： ダコニール1000・クロロタロニル ロブラール水和剤・イプロジオン ○分析：処理地点から50mまでの定められた地点でのドリフト量 ○結果 （１）処理日の気象条件によっては、50m地点までドリフトが確認された。 （２）ドリフトレスノズルと通常ノズルのドリフトの違いをみたところ、通常ノズルの方がドリフト量が多い傾向にあったが、気象条件によっては、同程度、ドリフトすることがあった。
• カテゴリ: 病害虫 こまつな チンゲンサイ 農薬