課題名 | 飼料米品種の選定と省力多収生産技術の開発 2)西南暖地向け飼料米品種を用いた乳牛への給与技術の確立 (1)飼料米の飼料特性の解明 |
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研究機関名 |
福岡県農業総合試験場 |
研究分担 |
畜産環境部 |
研究期間 | 完H20~22 |
年度 | 2010 |
摘要 | 目的:飼料米の飼料特性を飼料成分の化学分析等を行うことにより明らかにする。 計画:(1)場内および現地実証圃で生産された飼料米の飼料成分調査、(2)めん羊を用いた消化試験による消化性の解明を行う。 成果:(1)籾米の加工処理法別飼料成分は、籾殻を剥離した玄米は繊維成分の粗繊維(CF)、中性デタージェント繊維(NDFom)及び酸性デタージェント繊維(ADFom)含量が低く、糖・デンプン部分の可溶性無窒素物(NFE)含量が高くなる。(2)動物栄養試験による可消化養分総量(TDN)は、挽き割り及び圧ぺん処理により向上し、特に、玄米ではトウモロコシと同等の栄養価となり、トウモロコシ代替飼料原料として給与できる。 |
カテゴリ | 加工 とうもろこし 乳牛 羊 品種 |