課題名 | 細胞質不和合性の機構解明 |
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課題番号 | 2011017759 |
研究期間 | 2008-2012 |
年度 | 2011 |
摘要 | 開発した塩化亜鉛処理による白紋羽病菌へのウイルス導入法が紫紋羽病菌へも適用可能である例を示した。塩化亜鉛処理による不和合性反応の遅延や阻害は、担子菌へも応用可能であったため、優先権主張による再出願を行った。塩化亜鉛処理化で、不和合な組み合わせの菌糸が融合しGFPタンパク質の移行を観察したことから、細胞質の移行によりウイルスが移行したと考えられた。不和合性の機構を微細構造変化から明らかにするために、いもち病菌胞子の細胞死と比較しつつ解析し、液胞介在型の細胞死の多様性を明らかにした。 |
カテゴリ | いもち病 |