課題名 | 難防除害虫の個体および細胞を用いたヤママリン誘導体の成長制御効果評価システムの確立 |
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課題番号 | 2011017924 |
研究期間 | 2007-2011 |
年度 | 2011 |
摘要 | 昆虫培養細胞株及び培地等を検討し、アワヨトウ由来Ms11細胞株を用いたヤママリン関連物質の簡易検定方法を開発した。この方法により、26種類のヤママリン誘導体の効力検定を行い、N末端がロイシン-アルギニン型の効果が高い傾向を認めた。超ヤママリン候補はハスモンヨトウに対して麻痺、成長遅延などを起こしたが、顕著な効果は認められなかった。強力ヤママリンは昆虫生体に対して顕著な殺虫効果を示さなかったが、これは昆虫体液成分が強力ヤママリン誘導体に対して阻害活性を有することが原因と推定した。 |
カテゴリ | あわ 害虫 防除 |