課題名 |
臭化メチル剤から完全に脱却した産地適合型栽培マニュアルの開発 |
課題番号 |
2011017992 |
研究期間 |
2008-2012 |
年度 |
2011 |
摘要 |
(1)現地実証試験では平成24年3月までにプランター隔離床栽培、潅水処理による土壌中ウイルス濃度低下、紙包み定植等の適応性を実証する。一方、所内試験ではプランター隔離栽培における土質の違いの影響、生分解ポットの定植時期、弱毒ウイルス製剤の防除効果について確認する。(2)現現地実証試験では、生分解性ポット試験1例、予防的管理の腐熟促進試験1例を行う。作業性や、灌水方法等問題点の確認を行う。試験場内では、生分解性ポットの栽培試験、腐熟促進試験を行う。生分解性ポット試験では、定植時期、生育、収量を検討し、より適切な定植時期を明らかにする。腐熟促進試験では、土壌分析を行い、土壌への影響や作業性の確認を行う。また、現地実証試験を行うキュウリ部会において、ウイルス診断会を行い、現地での病害発生調査を行う。これらの試験結果を基に、マニュアルを改良する。(3)現地実証試験では、夏期の土壌消毒中の積算地温から殺菌効果の予測を行い、その後の葉菜類栽培において、収量性を検討する。場内汚染ほ場において、2月にヨウ化メチル剤の処理を行い、被覆条件によるショウガ根茎腐敗病の殺菌効果を検討する。3月定植の無加温の作型で栽培マニュアルに沿ったショウガおよび後作のホウレンソウの栽培を行い、ショウガ根茎腐敗病菌に対する防除効果、収量性および経済性を検討する。(4)現地実証試験では、栽培条件の異なる2産地において、前作での病害虫・雑草の少ない現地圃場でマニュアル案に基づいて栽培を行い、防除効果および作業性・コストを分析する。
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カテゴリ |
病害虫
害虫
きゅうり
コスト
栽培技術
栽培条件
雑草
しょうが
土壌消毒
防除
ほうれんそう
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