雪室活用の西洋ナシの追熟制御と日本ナシの長期貯蔵の技術開発

課題名 雪室活用の西洋ナシの追熟制御と日本ナシの長期貯蔵の技術開発
課題番号 2011017994
研究期間 2008-2011
年度 2011
摘要 (1)1℃で4か月間貯蔵した果実の成分を分析するとともに、6か月間の貯蔵を行った。成分分析の結果より、4か月間貯蔵した果実でメルティング質の程度がやや低下したのは、貯蔵中にペクチンが分解したためであることを明らかにした。6か月間貯蔵すると、内部褐変が発生したことから、貯蔵限界期間は4か月程度であることを明らかにして試験を終了した。(2)人工雪室での結果ならびに昨年度の雪室での実証試験の結果をふまえ、果実とエージレス(2ないしは3/果実)を低酸素透過率のフィルムに包装し、雪室で60~80日間低温貯蔵した。販売日が急に決まり、やむなく果実を22℃で追熟させ、追熟開始後30日程度で飛行機の手持ち荷物として運搬し、香港で試食を行い、アンケートを取って、試験を終了した。(3)「新高」および「新興」において、貯蔵法の検討を行い、収穫時期とフィルムの酸素透過率の2つの要因に着目して試験した。「新高」果実の生理障害と推定される果皮の黒変に関しては、貯蔵温度やガス組成を検討した人工雪室での保存実験を繰り返し、安定的に貯蔵が可能であることを明らかにして試験を終了した。(4)人工雪室での結果ならびに昨年度の雪室での実証試験の結果をふまえ、果実を高酸素透過率のH-フィルムに包装し、雪室で60~80日間低温貯蔵した。販売日が急に決まり、やむなく果実を飛行機で運搬した。
カテゴリ 西洋なし 生理障害 長期保存・貯蔵 内部褐変 日本なし

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