トウモロコシ二期作を基幹とする暖地・温暖地の飼料作物多収作付け技術の開発

課題名 トウモロコシ二期作を基幹とする暖地・温暖地の飼料作物多収作付け技術の開発
課題番号 2011018018
研究期間 2009-2011
年度 2011
摘要 (1)TDN収量を算出した結果、霧島市での試験では4,195kg、南九州市での試験では3,916kgとなり、トウモロコシ二期作連年体系と比較して推定TDN収量がそれぞれ約9%及び約10%向上することを明らかにした。また、TDN1kgあたり生産費は2年5作体系が62.7円/kg、二期作連年体系が67.0円/kgと試算され、2年5作体系の導入により生産コストの低減が可能なことが明らかとなった(2)月下旬及び8月上旬から11月上中旬の2作目の作付け期間において黄熟期収穫が可能になる品種と黄熟期収穫を可能とする気象条件について明らかにした。さらに、栃木県都賀町の酪農家の営農圃場において栽培されているトウモロコシ-イタリアンライグラス二毛作とトウモロコシ二期作について年間TDN収量を比較し、トウモロコシ二期作の増収効果を明らかにした(3)施肥方法として、2作目の施肥に硫安を施用することが収量性及び経済性の観点から優れることを明らかにし、その実用性を高めた(4)開発したシステムをβ版としてWeb上で情報公開するとともに、バグの修正と補助ツールの開発・追加を行った。これを用いて関東におけるトウモロコシ二期作及び九州における2年5作体系の適地判定とマップ化を行った
カテゴリ イタリアンライグラス コスト 飼料作物 施肥 とうもろこし 二毛作 乳牛 品種

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