イカ釣り漁業におけるLED漁灯の応用による効率的生産技術の開発

課題名 イカ釣り漁業におけるLED漁灯の応用による効率的生産技術の開発
課題番号 2011018046
研究期間 2009-2013
年度 2011
摘要 (1)調査船白山丸による調査を継続し、当業船周辺の魚群反応を、スキャニングソナーおよび魚群探知機で測定する。測定船と当業船との位置関係とソナー俯角の操作について工夫して、安定した魚群エコーの測定ができるようするとともに、将来的な3次元マッピングにも対応できるようにする。ソナーおよび魚群探知機の画像から、イカ群れの反応とみなせるエコーを数値化する。(2)査船白山丸によるイカ釣り試験操業を8~9月に日本海中央部で実施する。操業中には、1時間毎に漁獲尾数を計数してCPUEを求めるとともに、漁獲したイカの外套長も測定する。調査船から計量魚探の送受波器を海中に垂下し、下方向に超音波を発射して、スルメイカの反射強度を測定する。(3)画像処理ソフトウェアを用い、スルメイカが釣獲される際の特徴的な動きを検知して、釣獲検出の精度向上を図る。洋上での試験では、より最適なカメラの設置位置やカメラの設定などを検証すると同時に、引き続きデータの収集を行う。(4)超音波測器データ(小課題1-(1)、(2))と漁灯操作・釣機作動ログ(小課題2-(3))、および操業野帳データをもとに、当業船の船周・船下のイカ群の行動と操業方法との関係について解析を進める。具体的には、これまでに当事業で確認された操業過程におけるイカ群の行動パターンを参考にして、サンプリング事例とパターン分析例を増やす。また、当業船の漁灯操作によって生じるイカ群の反応行動を対象として、釣機操作との連係によって効率的な釣獲に繋ぐ方法を検証する。
カテゴリ 画像処理 効率的生産技術

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