クリーンな産地維持に向けたカンキツグリーニング病の再侵入・定着阻止技術の開発

課題名 クリーンな産地維持に向けたカンキツグリーニング病の再侵入・定着阻止技術の開発
課題番号 2011018073
研究期間 2009-2011
年度 2011
摘要 (1)発生地における感染の有無の確認を行い、一部の樹で一時的に陽性となることを確認した(2)型の網箱での照度条件に対する反応を検証する室内試験を実施したところ、遮光された方の寄主植物への定位個体数が低く、明るい方の植物へ定位する傾向を確認し、照度がミカンキジラミ成虫の発生量に影響する要因のひとつである結果を得た。(3)ンカン樹の感染に至るかどうか、罹病樹内でのHLB細菌増殖濃度の推移を調査すると共に、着生キジラミの捕獲も行い、保毒状況を調査するとともに、徳之島伊仙町において、基底レベルで細菌が検出されるものの発病まで至らないタンカン樹No. 20について、病原細菌の増殖量及び季節動向を調査した。(4)カンキツ品種及びゲッキツでの虫媒伝染効率を明らかにし、また、シークワーシャー罹病樹の局所菌濃度とそこで吸汁したミカンキジラミ成虫の病原細菌濃度の相関を明らかにした。(5)網室内の罹病樹でサンプル数を増やして同様な試験を実施し、新梢部およびキジラミ体内の菌濃度や虫媒伝染効率の季節的な差異について信頼度の高い結果を得た。(6)これまで候補として絞り込んだ遺伝子の発現パターンの再現性を確認するとともに、アラビドプシスADH遺伝子とカンキツADH遺伝子についての詳細な解析を実施した。 (7)大宜味村の宮城島と白浜地区においてqPCR法を用い無病徴感染樹の探索を実施し、発見された無病徴感染樹を、LAMP法、PCRおよびqPCRを用い追跡調査を行った。
カテゴリ くり たんかん 品種 その他のかんきつ

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる
S