高温多湿期の施設葉菜類への株元送風換気による病害生理障害の一石二鳥抑制技術の開発

課題名 高温多湿期の施設葉菜類への株元送風換気による病害生理障害の一石二鳥抑制技術の開発
課題番号 2011018077
研究期間 2009-2011
年度 2011
摘要 (1)冷房機能強化および送風量増大を目指した改良を実施した。 (2)株元ではなく葉身部へ送風することによって、通気孔の直径5および10 mmのいずれでも風速の増加に伴い、光合成が促進されることを明らかにした。 (3)通気孔直径10 mm、風速1 m s-1で株元に送風し、6月から8月の夏季の計測において、晴天日正午付近のデータにつき、PPFDと草丈15 cm以上の群落内における気温、相対湿度およびCO2濃度との回帰分析を行い、無送風と比較して送風により平均で、気温を約1.5℃、相対湿度を約9%低下させ、CO2濃度を約16ppm上昇させる効果が期待できることが試算された。(4)風システム導入による生産量増加、市場データによる販売価格から、農業所得増加額を、一方、本送風システムにかかる生産コストを試算し、期待される収益増加額を試算した。また、本送風システムの販売価格を変動させた場合の作物別損益分岐を試算した。他方、冷気送風処理により、シュンギクの生理障害「紫斑点症」と「チップバーン」の発生に対して抑制効果があることを明らかにし、本システムの実用性をより高めた。
カテゴリ コスト しゅんぎく 生理障害

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