| 課題名 | 遺伝子組換えカイコによる新たな高機能シルクの開発と生産システムの構築 |
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| 課題番号 | 2011018094 |
| 研究期間 | 2010-2012 |
| 年度 | 2011 |
| 摘要 | (1)これまでに開発した新蛍光・色素タンパク質シルク系統について、蛍光タンパク質および色素タンパク質の発現量の評価を行い、発現量が多くて安定している系統を選抜する。それらの系統の育種を行うため、既存の実用系統や育成品種から最適な系統を選定する(2)超極細シルク系統に関しては、引き続き実用品種化を進めるとともにクモ糸シルク系統との交配することにより特異な形質を持ったシルクができないか交雑実験を行う。クモ糸シルク系統は「はくぎん」の原種である中514との交配を行い、大量飼育試験を行う。また、それによって得られた繭で繰糸試験、物性調査を行う。また、トビケラの繭糸タンパク質の解析を進め、特異な形質を持つトビケラ絹糸タンパク質の同定を進める。さらに、トビケラ類のフィブロイン遺伝子をカイコ実用系統へインジェクションすることで組換えカイコの作成を行う。(3)構築した壮蚕桑葉育による大量飼育体系により、春・初秋・晩秋蚕期に非組換えカイコ(ぐんま200)で大量飼育試験を実施し、標準的な飼育マニュアルを作成する。また、ビニール袋に密封した大量の蚕糞残渣中のカイコや出荷繭の蛹の冷凍(-20℃)処理による殺虫条件を明らかにする。条桑からの桑葉もぎ取り作業について、労力の軽減化・効率化を図れる器具等を検討する。さらに、桑葉の保存条件による飼料価値の低下を検討する。(4)組換えカイコの拡散防止のために養蚕農家の蚕室に設置した簡易な網室内において、非組換えカイコを用いた3万頭、2回の飼育試験(稚蚕人工飼料育・壮蚕条桑育)を行い、網室の拡散防止の有効性と第二種使用に対応したふ化幼虫の運搬、給桑、上蔟などの飼育取扱い方法を検討する。また、条桑育によって大量に発生する飼育残渣や出荷繭の冷凍処理による殺虫法の有効性を調査検討し、飼育方法とあわせマニュアルを完成させる。 |
| カテゴリ | 育種 カイコ 桑 出荷調整 品種 |