花持ち保証に対応した切り花品質管理技術の開発

課題名 花持ち保証に対応した切り花品質管理技術の開発
課題番号 2011018095
研究期間 2010-2012
年度 2011
摘要 (1)キンギョソウ切り花において、糖質処理により花弁の発色と色素合成系遺伝子の発現がどのように変化するか調査する。トルコギキョウ等において、オーキシン処理が開花径に及ぼす影響について、花弁表皮細胞の観察や花重の測定により明らかにする。(2)トルコギキョウ切り花を1%スクロース+NAAで前処理した後、高温条件下で1%程度の糖を含んだ後処理を行い切り花の花持ちを調査する。(3)品種間差を調査するため、切り花は県内主要産地から入手し、前処理の効果を厳密に確認する。切り花は30℃の高温条件と20℃程度の中温度で観賞した場合の花持ち日数を比較する。また場内で栽培した代表的な2品種についてSTS剤の前処理と糖質と抗菌剤から構成される後処理を行った場合の花持ちを比較検討する。栽培環境面からは秋1回切り作型において、高温対策として遮光栽培を行った場合の花持ちと品質に及ぼす影響について検討する。(4)高温期に生産されるトルコギキョウとリンドウを対象に、育苗方法、施肥量、日射量、受粉抑制等の栽培条件の違いによる品質保持期間の差異を調査する。またトルコギキョウでは、STS、NAAおよび糖質を含む前処理剤の処方および後処理剤の組み合わせが品質保持に及ぼす効果について調査する。またリンドウではササ系リンドウ品種を用いてSTS等の前処理剤および後処理剤の効果について調査する。さらにリンドウの蕾採花に適した品質保持剤処理と輸送形態について調査する。
カテゴリ 育苗 管理技術 高温対策 栽培条件 受粉 施肥 トルコギキョウ 品質保持 品種 輸送 りんどう

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