蒸気除草機を利用した土地利用型作物の難防除雑草の土中種子駆除技術の開発

課題名 蒸気除草機を利用した土地利用型作物の難防除雑草の土中種子駆除技術の開発
課題番号 2011018104
研究期間 2010-2012
年度 2011
摘要 (1)試作機について、水稲作荒起こし前(長野県)およびコムギ収穫後(静岡県)の条件で走行し、作業性を検証し、改善を図る。夏期以降に実証機用ボイラーを簡易ボイラー基準の上限である「伝熱面積5m2以下」の範囲で最大のものとする(現行の試作機は2m2)。そのボイラーを試作機用運搬台車へ積載し、水稲収穫後およびダイズ収穫後の現地圃場にて実走試験を行う。現地試験においてアタッチメントの形状・サイズ、走行方法・速度、補給方法等の検討を進め、輸送、準備、撤収までを含めた全体作業の作業能率の向上を図る。(2)実験室レベルで蒸気処理を行う手法を構築し、アサガオ類種子を安定的に死滅・休眠覚醒させる処理条件を解明し、実証機の仕様に反映させる。また、実証機について、現地圃場の発生草種、土壌条件(土壌水分、地温等)及び蒸気処理時間(作業速度)等各種条件における処理効果を調査し、作業性及び種子駆除効果を評価する。(3)前年度に現有機で蒸気処理を実施したネズミムギ多発圃場において、コムギ生育期のネズミムギ出芽数、コムギ収穫前のネズミムギ埋土種子数を継続観測し、蒸気処理の効果を評価する。また、広域駆除予定地域においてコムギ収穫前に圃場別のネズミムギ発生量を継続調査し、試験圃場を複数選定する。
カテゴリ 病害虫 あさがお 除草機 水稲 大豆 難防除雑草 輸送

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