宝石サンゴの持続的利用のための資源管理技術の開発

課題名 宝石サンゴの持続的利用のための資源管理技術の開発
課題番号 2011018119
研究期間 2010-2012
年度 2011
摘要 (1)調査海域で水中ロボットまたは潜水艇を格子状に走航させ、宝石サンゴの分布を調査する。視認した面積から分布密度を推定する。また、水中で骨軸基部直径を測定し、重さに換算することで生物量を推定する。種毎のサイズ組成分布から小型群体の加入が行われているのかどうかを明らかにすることで、資源が減少傾向にあるのか否かを判断する。調査海域は、高知近海、鹿児島近海、沖縄近海のいずれか最低1カ所で行う。高知近海で調査を行う場合は、漁獲海域と休漁海域で分布を明らかにし、休漁海域設定の効果を考察する。(2)宝石サンゴ骨軸中心から外側に向けて試料を採取し、放射性鉛同位体の減少から骨軸肥大成長速度を推定する。宝石サンゴ試料は硝酸で溶解した後、銀板上に電着し、アルファ線スペクトロメトリーを用いてポロニウム同位体を測定する。(3)宝石サンゴ組織切片観察手法を完成させると共に、季節毎に採集された試料の生殖細胞の観察により繁殖期を明らかにする。(4)水中ロボットによる分布調査時(高知、鹿児島、沖縄のいずれかの海域)に曳網跡が発見された場合は、コアラーによる採泥を行う。そして、曳網跡と未曳網の場所におけるメイオベントスやマクロベントスの分布の相違を比較し、珊瑚網の底生生物に対する負荷を明らかにする。
カテゴリ 管理技術 繁殖性改善 ロボット

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