北海道固有の森林資源再生を目指したエゾマツの早出し健全苗生産システムの確立

課題名 北海道固有の森林資源再生を目指したエゾマツの早出し健全苗生産システムの確立
課題番号 2011018147
研究期間 2010-2013
年度 2011
摘要 (1)強制撹拌時間による種子の浮沈から充実率を算出し、切断法および軟X線装置によって精度を評価する。種子サイズ区分に適した篩いのメッシュサイズを明らかにするとともに、区分した種子の発芽・育成試験を開始する。なお、用いた篩いのサイズは径75mm、深さ20mmである。(2)春播き(4月下旬~5月上旬予定)および春播き分について発芽率等の経過調査を行う。また、秋播き(10月予定)を実施する。(3)容量120ml、150ml、300mlの3種類のコンテナでエゾマツ苗を育成し、生存と成長を比較する。寒冷紗で覆う期間を4週間程度まで延長し、開芽期を制御するのに適した寒冷紗の設置開始時期・期間を探索する。さらに、エゾマツのコンテナ育苗に適した施肥方法(置肥、液肥)を特定するための成長試験を行う。引き続き、北海道内全域での着果情報を収集し、日長試験に用いる種子を道内各地から採取する。(4)2種類の段ボール(耐水紙、CTM苗木用貯蔵箱)に入れて冷凍庫に保管したコンテナ苗の取り出し時期を3月、4月、5月とし、それぞれ冷暗所に一時的に保管して馴化させる。その後、コンテナ苗を温室で生育させ、生存と成長を比較する。コンテナ苗の梱包方法として、コンテナ苗を掘り上げて段ボールに梱包する場合と、コンテナをそのまま保管する場合の両方を行う。
カテゴリ 育苗 施肥

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