課題名 |
夏秋果菜類の土壌病害を回避する新たな超低コスト栽培システムの開発 |
課題番号 |
2011018153 |
研究期間 |
2010-2012 |
年度 |
2011 |
摘要 |
(1)培地特性や栽培実証での生育状況、理化学性及び連用による経年変化等の研究状況の課題をフィードバックさせて培地の配合素材や配合割合を検討し、培地の改良や選定をする。低コス化のため、販売予定価格を試算する。(2)培地の物理化学性の分析では土壌の固相・液相・気相の三相分布、炭素率、窒素率、CEC、pHの測定を行い、栽培前と栽培終了後の変化を明らかにする。また培地内の平均残根量及びその炭素率から、次年度の栽培前における培地内への炭素供給可能量を推定する。 (3)施肥改良モデルとさらに溶出を長くした肥料を用いたモデルで栽培期間中の溶出状況を明らかにするとともに、夏秋栽培で収量性、植物体の生育状況を調査する。(4)土耕栽培の標準施肥量を基準に、3割減と3割増の試験区を設定する。ナスとトマトそれぞれで培地の2年目連用の理化学性の影響も検討しながら、施肥量の影響を温度測定、生育調査、収量調査、品質調査で明らかにする。
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カテゴリ |
肥料
施肥
低コスト栽培
トマト
なす
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