間欠冷蔵処理によるイチゴの花芽分化促進技術の確立

課題名 間欠冷蔵処理によるイチゴの花芽分化促進技術の確立
課題番号 2011018163
研究期間 2010-2012
年度 2011
摘要 (1)‘さぬき姫’‘女峰’について,処理効果の再現性を確認するとともに,入出庫時刻(早朝・日中)や処理期間中の施肥など基本的な管理技術の影響について検討する.処理は8月下旬からの暗黒3日/自然3日・3回処理を基本とし,9月10日ごろ「香川型イチゴ高設・バッグ式養液栽培」に定植し,開花日や収量について無処理区や連続冷蔵処理区と比較する.(2)‘アスカルビー’,‘古都華’および標準品種の‘女峰’を供試する。苗は,雨除けハウス内に設置した育苗ベンチ上でポリポットへ鉢受けする。ランナー切断後の苗の栄養状態に2水準を設ける。また,間欠冷蔵処理時の入出庫時刻に2水準を設ける。間欠冷蔵処理は13℃(または15℃)暗黒3日/自然3日・3回処理とする。定植は9月上~中旬に行う。促成栽培作型において第1花房第1花開花日を調査する。(3)‘紅ほっぺ’と標準品種の‘女峰’を供試する。挿し苗した小型ポット苗について,8月下旬から9月上旬にかけて間欠冷蔵処理を実施する。13℃暗黒3日/自然3日・3回処理とする。9月中旬に高設栽培装置に定植し,第1花房の開花日および収量を調査する。また,光や温度条件の異なる非処理時の自然条件を複数設けて,処理有効株率などに与える影響を調査する。 (4)安定した処理効果が得られなかった‘さちのか’と‘福岡S6号’を用いて,再度4日/2日処理を試みる。処理温度は22年度の研究の結果,効果が高いと判断された15℃として,処理効果の不安定性を確認する。
カテゴリ 育苗 いちご 管理技術 栽培技術 施肥 品種 養液栽培

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