耐病性品種の開発と緑肥輪作等を活用した環境保全型コンニャク低コスト生産体系の確立

課題名 耐病性品種の開発と緑肥輪作等を活用した環境保全型コンニャク低コスト生産体系の確立
課題番号 2011018184
研究期間 2011-2013
年度 2011
摘要 (1)生産力検定試験および生産力検定予備試験では、供試系統の生産力を調査するため、供試系統および対照品種の種芋を同一個数、同一数量に調整し、これを同一面積に栽植し、出芽期、開葉期、地上部生育量、成熟期、球茎収量、生子収量、生子の形状、品質(荒粉歩留、精粉歩留、粘度)、気象災害耐性等の項目について詳細な調査を実施する。(2)生産力検定試験、生産力検定予備試験の供試系統とほ場展開した育成系統を対象に、DAS-ELISAを行って系統別のDsMV、KoMV感染率を明らかにし、ウイルス感染率が有為に低い系統を選抜する。DAS-ELISAへの供試材料は供試系統1年生の先端小葉を使用し、これから採取したリーフディスクを10個体を混合処理してELISA値を計測する1次スクリーニングを実施した。1次スクリーニングで、有為に感染率が低かった系統では、個体別のELISA値を調査する2次スクリーニングを実施し、得られたELISA値から、モザイク病に対する耐病性を評価した。(3)群系77号、群系79号を群馬県、福島県、茨城県の各産地で栽培し、現地での適応性を調査する。各供試系統および対照品種の種芋を同一個数・重量に調整し、これを同面積に栽植して出芽期、開葉期、地上部生育量、成熟期、球茎収量、生子収量、生子の形状、品質(荒粉歩留、精粉歩留、粘度)、気象災害耐性等の項目について詳細な調査を実施した。(4)群馬県内の生産者から自家の種芋養成ほ場において2年生で特に肥大性の良好なもの(春に生子を植付たもので、収穫時に400g以上に肥大した球茎)を選抜し、これを弱毒ウイルス候補株として「あかぎおおだま」56株、「みやままさり」14株、計70株を収集した。これらの候補株をほ場に栽植し、ELISAでのウイルス感染が認められ、かつ、モザイク病の病徴が軽微な株を弱毒ウイルス株として選抜する。
カテゴリ こんにゃく 耐病性品種 低コスト 品種 輪作

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