気象変動に強く大幅省力化が可能なニホンナシ自家和合性品種の結実管理技術開発

課題名 気象変動に強く大幅省力化が可能なニホンナシ自家和合性品種の結実管理技術開発
課題番号 2011018191
研究期間 2011-2013
年度 2011
摘要 (1)開花特性調査:鳥取園試(「早優利」「秋甘泉」「秋栄」「おさゴールド」「夏そよか」「優秋」「瑞秋」「瑞鳥」)、新潟園研(「新美月」「新王」「おさゴールド」)について着蕾状況(子花、遅れ花)、開花の時期等を継続的に観察する。また自家結実性調査については、先述の品種を用いて調査し、花粉遮断区は開花前に花そうに袋をかけ、他からの花粉を遮断する。開放受粉区は自然受粉状態とし、両区の結実率、果実品質を調査し、品種による差を明らかにする。S遺伝子型も再確認し、結実との関連を明らかにする。(2)天候不良条件の解明:産地において過去に結実不良が生じた年の気象データ、開花期データをもとに結実に阻害的影響を及ぼす条件(温度、日照条件等)を明らかにする。天候不良条件再現、評価方法の開発:環境調節実験棟内の自然光ガラス室と移動型細霧発生装置,微気象改変のための施設・資材等を用いて春季の天候不良条件(温度,湿度,日照条件,花器の濡れ等)の再現を試みる。次に,ニホンナシ鉢植え樹を供試し,再現した開花?結実期の不良天候条件下での,授粉処理による開花・結実・果実生長等への影響を形態観察・調査により検討することにより,結実特性の評価法の開発を行なう。(3)生育量、ジョイント時の折損状況、接ぎ木活着状況について調査を行う。(4)人工受粉区と自然受粉区を設け、それぞれの結実程度、果実品質を調査する。
カテゴリ 自家和合性品種 収量向上 受粉 省力化 接ぎ木 評価法 品種

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