ユリ需要拡大のためのユリ香り抑制剤の実用化

課題名 ユリ需要拡大のためのユリ香り抑制剤の実用化
課題番号 2011018203
研究期間 2011-2013
年度 2011
摘要 (1)「シベリア」(白)、「ソルボンヌ」(ピンク)、「イエローウイン」(黄)、テッポウユリ(白)の切り花を用いて、香り抑制剤に植物ホルモンであるGAなどを加え、香気成分量ならびに切り花外観への影響を調査する。葉色に影響を与えるGAの最適濃度については、香り抑制剤処理によって最も下葉が黄化しやすいテッポウユリ、花色に影響を与える糖の添加については、「ソルボンヌ」を用いて検討する。香気成分はテナックスカラムあるいはツイスターを用いて採取し、GC-MSにより分析を行う。(2)「ソルボンヌ」、「イエローウイン」、テッポウユリ等の切り花について、収穫前の栽培条件、収穫後にAOA 水溶液を浸漬処理するまでの保管条件、およびAOA水溶液の浸漬処理中の環境条件を検討し、効果的に香りを抑制する条件を検討する。(3)「カサブランカ」及び高知県の主要品種である「ソルボンヌ」、「シベリア」およびOT系品種の切り花について、高知県から東京、大阪への出荷を想定した輸送シミュレーションにおいて、前処理時におけるAOA 水溶液の濃度と処理温度、後処理時におけるAOA 水溶液の濃度と処理時間を変え、香気成分量ならびに切り花外観への影響を調査する。抑制効果は、香気成分の採取、花き研究所での香気成分の分析により検討する。切り花外観への影響は「ソルボンヌ」とOT系品種を用いて検討し、花弁の色を色差計により調査、あるいは達観調査する。
カテゴリ 栽培条件 出荷調整 需要拡大 品種 輸送 ゆり

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