課題名 |
遊休クルマエビ養殖池を活用したアサリ増養殖技術の開発 |
課題番号 |
2011018223 |
研究期間 |
2011-2013 |
年度 |
2011 |
摘要 |
(1)室内の1~2トン水槽(総有効水量10トン)を用いて春期(5月)と秋期(10月)に産卵したアサリから生産された稚貝について、コストを比較する。室内培養した純粋培養餌料(Pavlova lutheri とNannochloropsis oculata )のほか、試験的に1(3)の試験項目で生産した屋外粗放培養餌料や市販の濃縮餌料(Chaetoceros gracilis )などを使用し、各餌料の有効性をアサリの成長や歩留まりで評価する。2mm種苗を300万個体生産し、クルマエビ養殖池での養殖試験に供する。(2)自然海水中には様々なプランクトンが含まれている。アサリの餌として珪藻類は欠かせない。そこで、本実験では増殖率が高く温度適応範囲の広いChaetoceros. Neogracileをモデル餌料微細藻類とし実験に供した。(3)1(2)で開発された肥料については、砂ろ過海水をキャンバス水槽に直接注水・施肥し、ろ過砂を通過した微細藻類等を元種にして餌料藻類を培養する。2(1)で開発された肥料については、生海水に直接施肥する方法で培養し、発生するプランクトン組成や濃度の季節変動を把握し、同じ肥料で施肥養殖するクルマエビ養殖池でのプランクトン組成等を比較する。
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カテゴリ |
肥料
季節変動
コスト
施肥
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