大規模コントラクタによる家畜ふん堆肥を有効活用した飼料用稲-麦二毛作栽培と収穫調製技術の開発と実証

課題名 大規模コントラクタによる家畜ふん堆肥を有効活用した飼料用稲-麦二毛作栽培と収穫調製技術の開発と実証
課題番号 2011018302
研究期間 2010-2014
年度 2011
摘要 (1)オオムギ栽培において、12月~茎立ち前に堆肥1t/10aを追肥することで、その収量は20~40%向上し粗タンパク質含量も高まる傾向があった.また6カ月保管したオオムギWCSの発酵品質は概ね良好であるが、酪酸生成も認められロールベール間に品質にバラツキが大きいことから、安定した発酵品質の調製方法の検討が必要であることが示唆された。(2)液肥による飼料用イネ栽培は、初期施用と穂肥期追肥の2回施用で最大乾物収量で1,800kg/10aが確保でき、CP含量の向上も期待できることが明らかになった.また極早生品種や陸稲を利用することで、作期幅が1週間以上拡大できることが示唆された.なお、本年度の二毛作体系において、最大2,000kg/10a以上の実乾物収量が可能なことが確認できた.(3)オオムギの葉緑素値と水分含量には高い相関関係があり、SPADや葉色カラースケールを利用することでオオムギの収穫適期判断に利用できるものと考えられた。(4)ライ小麦サイレージは、乳酸菌添加で品質の向上がみられるが、糊熟期調製では添加、無添加ともpH3.9、V2-score90点と同程度であった.
カテゴリ 大麦 カラー 飼料用作物 二毛作 品種

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