課題名 | 飼料用稲が地域稲作に定着するための共存・安定化技術の開発 (1)寒冷地の飼料米用イネ栽培における省力・低コストいもち病防除体系の確立 |
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課題番号 | 2011018322 |
研究期間 | 2010-2014 |
年度 | 2011 |
摘要 | 寒冷地の窒素多施用・いもち病多発生条件下で、施肥法・薬剤処理法の異なる飼料米稲栽培におけるいもち病の発生および収量等を調べるために試験を行った。本年は葉いもち中発生、穂いもち甚発生条件となり、普通期追肥と後期追肥の異なる薬剤処理区のいもち病の発生状況および各試験区での収量を調べた結果、圃場抵抗性弱品種である「萌えみのり」のいもち病発生程度は、薬剤複数回処理区で、普通期追肥区のものより後期追肥区の穂いもちの発生が低い傾向が認められた。また、「萌えみのり」の収量は、薬剤処理により、後期追肥区において高まる傾向が認められたが、普通期追肥区では認められなかった。真性抵抗性品種「夢あおば」および圃場抵抗性強品種「奥羽407号」ではいもち病の発生がほとんど認められず、収量の明瞭な差異も認められなかった。 |
カテゴリ | いもち病 飼料用作物 施肥 抵抗性 抵抗性品種 低コスト 品種 防除 薬剤 |