| 課題名 | 暖地における高品質肉用鶏への飼料用米の給与技術の開発 |
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| 課題番号 | 2011018442 |
| 研究期間 | 2010-2014 |
| 年度 | 2011 |
| 摘要 | 高品質肉用鶏(はかた一番どり)を用いて、暑熱期の後期仕上げステージにおいてトウモロコシ飼料から全粒の飼料用玄米あるいはモミ米を30%含む飼料へ切り替える週齢を検討し、適温期の前期・後期を通して飼料中のトウモロコシのほぼ全量を飼料用米に置換した場合(前期は粉砕玄米50%飼料、後期は全粒玄米およびモミ米60%飼料)の発育成績などを検討した。その結果、暑熱期において、全粒モミ米30%後期飼料を4週齢から給与した鶏に育成率と体重の低下が認められ、暑熱期のモミ米給与にやや問題があると示された。一方、適温期における前期50%-後期 60%水準の飼料用米給与による発育は、通常飼料より良好であり、特に前期期間の発育改善効果が明瞭であった。また、モミ米30~60%摂取した鶏の筋胃比率は有意に高くなり、玄米30%摂取した鶏のムネ肉は柔らかいと評価された。 |
| カテゴリ | 飼料用米 飼料用作物 とうもろこし 鶏 |