高標高地域2年3作体系における省力的栽培法の確立と実証

課題名 高標高地域2年3作体系における省力的栽培法の確立と実証
課題番号 2011018543
研究期間 2010-2011
年度 2011
摘要 麦および大豆の耕うん同時畝立て播種技術における播種作業能率の向上および耕耘爪の消耗抑制のためプラソイラによる事前耕起を行う。耕うん幅220cmロータリを用い、平高畝方式とした圃場作業量は一工程では0.25ha/h、事前耕起+播種体系では0.21ha/hであった。播種作業速度は0.81m/s程度とする。土壌養分状況から土壌改良資材として麦作前に水酸化苦土を少量施用し、大豆作前には省略できる。大豆ではイネ科雑草の発生が少なく,播種後の土壌処理型除草剤は安価な単成分剤で対応できる。エアーアシスト条播機は1時間当たり1.2ha以上の高速作業が可能で、他の播種方式に比べ大幅に柔軟な代かき土壌に、水深0cmとして播種する。この結果,平成15年現状平均に比べ,10a当たり労働時間は水稲およびダイズでは66%以上の削減で,2年3作体系における生産費用のトータルの費用削減は31%なり,大規模経営における低コスト,省力が実証できた。
カテゴリ 病害虫 雑草 除草剤 大規模経営 大豆 低コスト 土壌改良 土壌処理 播種

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