| 課題名 | 施設効率分析診断システムを利用した省力高効率生産システムの構築 |
|---|---|
| 課題番号 | 2011018601 |
| 研究期間 | 2010-2014 |
| 年度 | 2011 |
| 摘要 | (1)自然光スペクトル情報からカラーチャートのRGB値が算出できたが.画像の色彩バランスが崩れる傾向があったため,各画像に適した色温度を用いてRAW画像を現像処理することで色相,彩度は基準画像とほぼ一致した.カラーチャートのRGB値に基づく明度Lの補正方法により、色相,彩度に影響することなく明度が基準値と一致し,従来手法より良好な補正が可能となった.また,カラーチャートに対して行った色補正法のトマト果実への適応法について検討し,問題点の抽出を行った.(2)栽培指標となるトマト生葉中の硝酸イオン濃度の赤外分光計測法を定量的に検討した結果,葉柄の搾汁液の赤外分光情報を解析することにより,HPLC法により求めた生葉中の硝酸イオン濃度と,赤外分光計測法により求めた硝酸イオン濃度との間に高い相関性が認められた.(3)クロロフィル蛍光シーリング法を用いて,ステージの異なる低段密植栽培トマト(第1果房開花期,第2果房開花期および第1果房肥大期)の最大光合成活性を葉位別に求め,各葉位を代表する小葉の特定を行った.その結果,各葉位の最大光合成活性が平均値に近い小葉は,先端の小葉より中間の小葉であることが確認され,これらを平均化すれば葉位の代表値となることが示された.また,下位葉の光合成低下は,第1果房開花期からすでに始まっていることが明らかとなり,低段密植栽培での群落下層の光環境の改善の必要性が示唆された.また,in situ 光合成活性のクロロフィル蛍光測定からの算出方法の開発に着手し,本年度は予備データ収集を行った.(4)CF桃太郎ヨークのコーティング種子をロックウール粒状綿を詰めたセルトレイ(縦8列,横11列)の苗テラスと同等の光量が得られる13箇所に播種した.育苗は,2012年1月5日から1月30日までの25日間行った.明期は高い時には27℃,暗期はほぼ20℃で,有効積算温度が324℃という環境下で生育した.播種後5日目に36番の苗が最も早く発芽し,全13株からの発芽が観察できたが,最も遅く発芽した33番の苗と36番の苗では4日の差が認められ,播種後20日時点で約15mmの苗丈差が認められた.また,植物工場で収穫された果実の品質と追熟特性の解析を行った. |
| カテゴリ | 育苗 カラー トマト 播種 |